pinkaku 組織病理学研究所

現場から生まれた「社腸」という組織論で、会社の詰まりを言語化する

タグ: 企業文化

  • 名刺1枚で会社のレベルがバレた日|QRコードが教えてくれた構造の差

    名刺1枚で会社のレベルがバレた日|QRコードが教えてくれた構造の差

    【製造現場事件簿】


    今日は、ちょっとした出来事で

    「会社の構造レベル」

    が丸見えになった話。

    監査が入る日。

    その前に、社内で名刺の話になった。

    外部企業の監査人が来場して
    先に見せてもらった名刺は

    厚みもあって、表が日本語
    裏が英語、QRコード付き。

    まあ、今の時代やと普通やと思う。

    でもその瞬間
    自分の会社の名刺を見て、違和感が出た。

    薄い。
    裏は白紙。
    QRなし。

    完全に “ 情報が止まる名刺 ” やった。



    思わず言うた。

    「今時QRくらいついてるやろ?」

    横にいた係長は笑いながら

    「ウチの会社古いんで
     そんなハイカラなことはしないんですw」

    これ、冗談っぽく聞こえるけど
    実は結構深い。

    “ やらない理由を文化にしてる ” 状態。



    さらに追い打ちで、キャッチコピーの話になった。

    名刺に載ってるのは、昔のコピー。

    「これ古いやつやけどええの?」

    係長「ええんちゃいます?w」

    「今のキャッチコピー、ちょっと
    “ 読ませにくい ” 感じのやつに変わってるけど」

    係長「全然知らないっすわ〜」



    ここで全部繋がった。

    ・名刺にQRがない
    ・キャッチコピーが古い
    ・現場が最新情報を知らない

    これ、全部バラバラに見えるけど
    同じ構造やねん。



    「情報が流れてない」



    会社として何かを変えても
    現場まで届いてなかったら
    存在してないのと同じ。

    名刺も同じ。

    渡した瞬間に終わるか
    次に繋がるか。

    それだけで価値が変わる。



    だから、自分は逆に削った。

    情報は最低限。
    興味持った人だけQRを読む。

    裏は紋腸とQRだけ。

    しかも、ただのQRちゃう。

    腸から “ 出てきてる ” 構造にしてある。



    名刺は、紙やけど
    設計はデジタルや。



    この日の出来事で分かった。

    会社のレベルは
    大きな戦略じゃなくて

    こういう細かいところに全部出る。



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    社腸(Organizational Pathology)は、
    現場から生まれた「会社の詰まり」を言語化する組織論です。

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  • 📅金曜定例社腸会議|善玉菌が定着しない会社

    📅金曜定例社腸会議|善玉菌が定着しない会社

    〜採用しても
      なぜ残らないのか〜

    【腸活食生活書籍化Prj📘
       社腸:善玉菌シリーズ】

      自分の会社🏢ヤバいかも?
      どの社腸か、覗いてみる👇
      🔗 社腸 症例図鑑



    「もう無理やろ」

    「一回壊れたら終わりや」

    「人も文化も戻らん」

    崩れた後
    だいたいこう言われる。

    でもな
    腸は、そんなに見切り早くない。


    社腸シリーズのまとめはこちら



    いきなり “ 戻そう ”
    とすると失敗する


    最初にやりがちなんがこれ。

    • 新しい施策
    • 新しいルール
    • 新しい掛け声

    でも、うまくいかん。

    理由は簡単で
    環境が変わってへんからや。

    焦って何か足そうとすると
    だいたい空回りする。



    先に必要なんは「止める」こと


    戻す前に

    まずやらなあかんのはこれ。

    • 無理を止める
    • 詰め込みを止める
    • すぐ結果を求めるのを止める

    増やすより先に
    削るのを止める。

    これがないと
    何を入れても育たん。



    善玉菌は「安心した場所」
    にしか戻らん


    善玉菌ってな
    頑張る場所やなくて
    安心できる場所に戻ってくる。

    • 話しても怒られへん
    • 失敗しても即死せえへん
    • すぐ答え出さなくていい

    この空気が戻った時
    少しずつ戻り始める。

    派手な変化はない。

    むしろ、地味や。



    小さすぎる
    変化しか起きへん


    期待すると拍子抜けする。

    • ちょっと雑談が増える
    • 相談が一個だけ増える
    • 無言の時間が減る

    それだけ。

    でもな
    それが戻り始めのサインや。



    育て直しに
    「近道」はない


    正直に言う。

    • 時間はかかる
    • 成果は遅い
    • 効果は見えにくい

    でも、それしかない。

    善玉菌は
    急かされると消える。

    待たれた時だけ、増える。



    今日の社腸メモ


    壊れた原因を
    すぐに言語化せんでもいい。

    大事なんは

    • 詰めすぎない
    • 急がせない
    • 黙って待つ

    それだけで
    戻る余地は生まれる。

    ▶️ この症例は『社腸 症例図鑑』の定着不全型に該当します



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