pinkaku 組織病理学研究所

現場から生まれた「社腸」という組織論で、会社の詰まりを言語化する

タグ: 効率化

  • 効率化した “つもり” が、実は現場を詰まらせてる話

    効率化した “つもり” が、実は現場を詰まらせてる話

    【製造現場事件簿】


    「効率化しましょう」
    「ツール入れました」
    「速くなりました」

      ここまで聞くと
       一見めでたしめでたしや。

    でもな。
    現場におると、こう思うことがある。

    「……で? 何が楽になったん?」



    効率化=スピードアップ
    やと思ってないか?


    多くの会社で言う “ 効率化 ” って
    だいたいこれ。

    • 新しいツールを入れる
    • 管理画面が増える
    • 数字が見やすくなる
    • 処理速度が速くなる

    確かに、処理は速くなってる。

    でもな、判断は速くなってへん。

    むしろ逆や。

    • 「これは誰が判断するんや?」
    • 「前例あるん?」
    • 「それ、数字的に大丈夫なん?」

    こんな確認が増えて
    現場は止まる。



    速くなったのは “ 通過点 ” だけ


    ようある構造がこれや👇

    • 入力 → 爆速
    • 集計 → 自動
    • 表示 → きれい

    でも、

    • 判断 → 人任せ
    • 責任 → あいまい
    • 最終決定 → 上待ち

    結果どうなるか。

    通過点だけ高速道路で、出口が渋滞。

    これ、めっちゃ多い。



    ツールは仕事を減らさへん


    勘違いされがちやけど
    ツールって仕事を減らすもんちゃう。

    仕事の “ 場所 ” を変えるだけや。

    • 紙 → 画面
    • 現場 → 管理側
    • 作業 → 確認

    その移動先で
    「誰が考えるか」を決めてへんと
    仕事はむしろ増える。



    「考えなくていい仕組み」が一番危ない


    効率化のゴールを
    「考えなくていい」に置くと
    だいたい詰む。

    なぜか。

    • 異常が起きた時に止まる
    • 想定外に弱い
    • 判断できる人がいない

    結果、最後はこう言われる。

    「現場で何とかして」

    いやいやいやw
    考える場所を奪っといて、最後だけ丸投げすなって話や。



    現場が詰まる会社の共通点


    わたしの経験上、詰まる会社はだいたいこれ。

    • 効率化の説明が「便利になります」だけ
    • 役割分担が更新されてない
    • 判断基準が文章化されてない
    • 責任の所在がぼやけてる

    ツールの問題ちゃう。
    構造の問題や。



    本当の効率化って何や?


    ほんまの効率化はこれ👇

    • 判断が前に出る
    • 迷う回数が減る
    • 「聞かんでも分かる」が増える

    つまり

    人が考えやすくなること。

    スピードは結果であって、目的ちゃう。



    まとめ:詰まってるのは現場ちゃう


    詰まってるのは

    • 設計
    • 役割
    • 思考の流れ

    や。

    現場は今日も動いてる。

    詰まらせてるのは

    「効率化した気になってる上流」

    かもしれんで w



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  • 省人化していくって言うてたのに、改造の話どこ行ったん?

    省人化していくって言うてたのに、改造の話どこ行ったん?

    【製造現場事件簿】


    「省人化していく」

    「将来的に人は集まらへん」

    「誰でも出来る工程にしていかなあかん」

    ――そんな話は、もう何年も前から聞いてた。

    実際、現場には
    ガタイのええ人やないと
    扱えへん製品もあるし

    重労働で
    この先ずっと人に頼るのは
    無理やろって作業も普通にある。

    せやから

    「ここは改造せなアカン」

    「今のうちに手を打っとかんと詰む」

    って、ずっと言い続けてきた。



    それが、やっとや。

    「予算が取れた」

    って話が出た時は、正直

    「やっとスタートラインやな」

    と思った。

    これで省人化に一歩進める。

    誰でも出来る工程に近づけられる。
    そう思ってた。



    ……はずやのに。

    話を進めていくうちに
    どんどん雲行きが怪しくなってきた。

    ・やり方がコロコロ変わる

    ・別の案が出てくる

    ・技術部から
     「もっと安く出来る」話が出る

    気づいたら

    最初に言うてた話と
    向いてる方向が全然違う。



    省人化のための改造のはずが
    作業性が悪くなりそうな案が出てくる。

    誰でも出来るようにする話やったのに

    「今いる人が何とか頑張る」

    方向に寄っていく。

    これ、何がしたいんやろ?



    一番モヤっとするのは

    「改造するか・しないか」やない。

    何年も前から言ってた話が
    まるで最初から

    無かったみたいに扱われること。

    将来の話をしてたはずやのに
    いつの間にか

    「今の都合」

    の話にすり替わってる。



    ちょっと言い方きついかもしれんけど
    これだけはずっと思ってる。

    人減らしたい
    誰でも出来るようにしたい
    将来を見据えたい

    そう言う割に

    ・重い

    ・危ない

    ・人に頼らんと回らん

    そんな環境のまま

    「工夫で何とかして」

    は、正直ムチャやと思う。



    正直な話
    まだどうなるかは分からへん。

    せやけど一つだけはっきりしてる。

     省人化したいんやったら
       まず環境整えな無理やで?



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