pinkaku 組織病理学研究所

現場から生まれた「社腸」という組織論で、会社の詰まりを言語化する

タグ: 緊急対応

  • 📅金曜定例社腸会議|「急ぎ」が会社を壊す

    📅金曜定例社腸会議|「急ぎ」が会社を壊す

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    「これ急ぎで。」

    また来た。

    予定してた仕事を止めて
    急ぎに対応する。

    やっと終わったと思ったら

    次の急ぎが来る。

    気付けば

    一日中走り回ってるのに
    本来やるはずだった仕事は
    何も進んでへん。


    社腸シリーズのまとめはこちら



    「急ぎ」があること自体は問題やない

    会社やから

    急なトラブルもある。

    顧客対応もある。

    予定外の仕事が入ることもある。

    問題なんは

    それが毎日続いていることや。

    昨日も急ぎ。

    今日も急ぎ。

    明日もたぶん急ぎ。

    そこまで来ると

    もう緊急事態やない。

    緊急対応が通常業務になっとる。



    急ぎは、未来の仕事を食べる

    急ぎの仕事が入るたび

    後回しになるものがある。

    • 改善
    • 教育
    • 点検
    • 引き継ぎ
    • 振り返り
    • 再発防止

    どれも

    今日やらんでも
    すぐには困らへん仕事や。

    せやから

    急ぎが来るたびに削られる。



    すると次の「急ぎ」が生まれる

    ここが厄介や。

    点検を後回しにした。

    トラブルが起きた。

    急いで対応する。

    振り返る時間がない。

    また同じトラブルが起きる。

    さらに急いで対応する。

    つまり

    今日の急ぎが
    明日の急ぎを作っている。




    現場の頑張りでは止められへん

    この状態になると

    「もっと早く対応しよう」

    となりやすい。

    でも

    対応速度を上げても
    原因が残ってたら終わらへん。

    むしろ

    急ぎに対応できる人ほど
    次の急ぎも任される。

    結果

    できる人から
    余白が消えていく。



    本当に見るべきもの

    急ぎの仕事が発生した時

    見るべきなんは

    「誰が早く対応するか」

    だけやない。

    なぜ急ぎになったのか。

    もっと前に気付けなかったのか。

    何が後回しになっていたのか。

    そこまで戻らんと

    急ぎは減らへん。



    最後に

    「急ぎでお願いします。」

    その一言は

    一件だけなら問題ない。

    でも

    毎日のように飛び交っているなら

    それはスピード感のある会社やない。

    未来の問題を防ぐ時間を
    使い切っている会社かもしれへん。

    急ぎを早く処理するより

    急ぎが生まれ続ける構造を止める。

    そこからや。

    ▶️ この症例は『社腸症例図鑑』の
    遅延崩壊型社腸
    短期効率型社腸 に該当します。


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